アメリカの銃所持の不可解極さを描いた映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』。
そのアカデミー賞の授賞式で「恥を知れ、ブッシュ氏よ。恥を知れ!」と演説し喝采を浴び、続く『華氏911』でブッシュ家とビンラディン家の関係を暴露。
また著書『アホでマヌケなアメリカ白人』では2000年の大統領戦におけるブッシュ陣営の不正を暴いた。
今でこそブッシュやイラク侵略への批判がアメリカでも上がっているが、当時はこぞって「ブッシュ万歳、進めイラクへフセインやっつけろ」的風潮がアメリカのマスコミ内で圧倒的だった。
そんな中で孤軍奮闘していた感がある人物がマイケル・ムーアだ。
彼はイラク侵略を真っ向から批判し世界j中で起こった市民による反戦運動の旗頭となった。
しばらく表舞台で見なかったので、反戦仲間と「どうしたんだろ」と話していた矢先にこのニュースだ。
マイケル・ムーア健在なり。
反戦への情熱を失っているおれがこのニュースを読んですぐキーボードを叩いた。
やはり親分がいないとね。
M・ムーア監督、問題ドキュメンタリーを強行上映=自身の映画祭で
【ロサンゼルス 4日 ロイター】 - ドキュメンタリー映画「華氏911」の監督で知られるマイケル・ムーア氏は4日、自身が主催する米ミシガン州での映画祭「トラバースシティ映画祭」で、配給会社の中止要請にもかかわらず、ドキュメンタリー作品「ジーザス・キャンプ」の上映を強行した。
ライブドア・ニュース 2006年08月05日21時10分