テロ ロシアのテロ、ひどいね。 殺された方々、その家族可愛そう。 ジャカルタでも大きなテロ ・・・・・・。 殺すのも、殺されるのも、金持ちでないひと。権力を持たないひと。 どうしたらテロがなくなるか、おれは知っている。 先進国の市民が、テロの起こる原因について勉強することだ。 ほんとのことがわかれば何かしたくなるはず。 とくに日本の市民は、世界からテロをなくす、有利な条件をたくさん持っている。 1 アラブ圏から恨まれていない(馬鹿な小泉のせいで今後は怪しいが)。 2 先進国とも有効関係を保っている。 3 本屋、図書館、ネットで、反権力的な情報でも簡単に手に入る。 4 平和憲法を有している(自民党と公明党の阿呆どもに踏みにじられているが)。 5 市民が選挙権を持っている。 6 デモの権利を持っている。 7 全世界に影響力を持っている(世界の金づる)。 * 広瀬隆との出会い ティーンエイジのころから不思議に思っていたことがある。 発展途上国で頻繁に戦争が起こるのは何故か? TVのドキュメントでも、武器商人の暗躍までは取材するんだよね。 でもそれ以上のことになると必ず口を閉ざす。 「武器の輸出をやめたらいいんじゃないの?」 と不思議だった。 自分で調べようとも考えず、またその術もしらなかった。ネットもまだ一般的ではなかったしね。 それが、911以降、イラク侵略までの間に、広瀬隆 の著作群を読み、ハマッたんだよねえ。 じつは以前にも、原発関係の著作を読んでいたんだけど、あくまでも「本の世界」で終わっていたんだねえ。自分の生活とは無縁だった。 今回の著作群は、世界を牛耳る3大メジャーについて書かれたもので、これには驚いた。てか、世界観が変わった。 先にあげた「発展途上国で頻繁に戦争が起こるのは何故か?」という問いの答えがそこにあったんだね。 よーするに、先進国で武器を作って輸出してる国は、政府ぐるみで、よそで戦争が起こっても構わないわけ。むしろうれしいわけ。どんだけうれしいかというと・・・・・・。 * 自由のシステム 旧ブッシュ政権(現ブッシュの親爺)がアフガニスタンに侵攻した湾岸戦争のとき、毎日新聞の夕刊に、アメリカの西海岸、ロスだったかな、で行われた経済人のパーティに出席した日本の経済ジャーナリストの記事が掲載されていた。 パーティ会場には速報でアフガニスタンの爆撃の様子が伝えられ、爆弾やミサイルが落とされるたびにそこに集っていた経済人、皆で乾杯した。祝杯を挙げたんだ。そのジャーナリストは気分が悪くなった、て書いてた。アフガンでは爆撃で市民が死んでるのに、て。 これって、ほんと米のパワーエリートの姿が象徴されてる事件だと思うね。やつらほんとこのとうりだよ。おれはこれは勉強中なんだけど、やつらの意識の根底には、強烈な差別感情があると思うね。 簡単に書くと。 白人の貧乏人 ⇒ 黄色人種 ⇒ 有色人種 て順かな。この順で差別感情が強くなっていく。ただし、金や権力を持っていると、表面的な態度は変わるよ。ここで騙されてはいけない。いまでも多いよね。アメリカは自由の国だ、なんて公言してるひと。 これが巧妙なんだね。ほんとアメリカは100年がかりですごいシステムを完成させたと思うよ。 数人が数百人を治めるのはタイヘンだ。昔は殖民地というシステムで、軍事力をつかいそれを行っていた。 もっと効率のいい方法はないか? あったんだよね。 数百人の中から優れている人間を、治める側に引き抜けばいい。そのとき肝心なのは、出来るだけ公平に実力で選ぶことだ。 すると、数百人を治めるための莫大な手間と経費を抑えることが出来るんだよな。 それどころか、自由とチャンスを与えてくれてありがとう、と涙を流して感謝されたりする。 がんばったひとが報われる。 いい言葉だね。正しいね。 でも、全員ががんばったらどーなるんだろうね。ご褒美はあるのかな? ないよね。おいしい席につける数てのは決まっている。しかも、もともとその席に座っている人間は絶対にその席を譲らないシステムになっている。 これ、ちゃんと説明できてるかな? 自由の国? ふん。ほんとにそんなものがあれば、だれも自由自由て言わないや。 友達とのやりとりを考えてみよう。仲がいいほど憎まれ口にになるでしょ。逆にどーでもいいひとのことは「あのひとはいいひとだ」な~んて言ったりする。 * 世界3大メジャー 何書いてるかわからなくなって来たね。 広瀬隆か。 彼の世界3大メジャーについて書かれた著作群にハマッたとき、ちょうどアメリカでブッシュが、ビン・ラディンの名を叫び、ついにはフセインにまで非難の矛先を向けていたときだった。 これ、おれにとっては最高の授業だった。 広瀬隆の本を読んでいたら、スラスラと解けたんだねえ。背景がわかった(後に保守本流ではなくネオコンの仕業だということがわかったときは焦ったけど。ネオコンの存在はほとんど知らなかったので)。 広瀬隆の本を読んでわかったこと。 1 世界は、ロスチャイルド、ロックフェラー、モルガンという3大財閥に支配されている。 2 第二次世界大戦後の全世界の紛争、戦争は、この3大財閥が操る主にアメリカが作りだしている。 3 ほとんどのひとがこの事実を知らない はは。( ゚Д゚)ハア? て顔してるのわかるよ。こんなことにわかに信じられんよね。おれも広瀬隆の本を読んでなかったら、「( ゚Д゚)ハア? ナニイッテンノ? オモシロイケド」 てくらいにしか思わなかっただろうね。 * 元証券会社社長との会話 半年くらい前、行きつけのパブで、証券会社の元社長でいまはご隠居の老人と話をした。歳は70を優に超えていたなあ。彼もおれもこの店の常連。何度か挨拶はしていた。二人がけの小さなテーブルに向かい合った。おれの前にはじいさんが奢ってくれたビールがジョッキで置かれていた。じいさん、1960年代当時で年収が数十億だと言った。マスターに訊いたらほんとだて言った。腕にはローレックスが嵌められていた。 広瀬さんが、「証券会社の連中は3大財閥の怖さを知っている」と書いていたので、以前から、証券会社のひとに質問したかったんだよね。あ、証券や株式で「外国人投資家」て出てくるのがだいたいやつらか、その関連グループらしいよ。大マスコミではせいぜいそれくらいの扱い方。ま、警報みたいなものかな。「正体は口が裂けてもいえないけど、いま、怪物が来てるよ~、注意しろ~」みたいな。 で、その親から2代続いた証券会社の元社長のじいさんに訊いてみた。そのときだけ、トーンを変えて、まじめに聞いた(酒場だから、馬鹿話ばかりしてたのね)。居住まいを正した、てこと。 「ちょっと訊いていいですか。世界に3大メジャーてありますよね。ロスチャイルド、ロックフェラー、モルガンですよね?」 語尾を強めた。酒の席なので、こうしないと冗談に逃げられる可能性があるからだ。じいさんの目を見つめた。 するとじいさん、ちゃんとおれの目を見て頷いた。おれの真剣さが伝わったように思えた。 おれは一拍タメを作ってから言った。 「で、この世界て、この3大財閥に支配さててるんですよねえ?」 今度はすこし間をおいて、じいさんはゆっくりと頷いた。 おれはそれだけで充分だったので、また馬鹿話に戻ったと思う。 * さいごに すこしでもこのポストの話に興味をもってくれたら、広瀬隆の本を読んでくれ。これはほんの一部でこのポストで書ききれないことはまだまだたくさんある。 彼の大財閥系のノンフィクションは独特で、ほとんど社長や役員、政治家の履歴の羅列が占める。そしてその経歴を、時空列、また人間関係で繋げていく。そうすることによって、大きなシステムが浮かび上がってくる。その筆力は圧倒的で、事実の積み重ねでなりたっているので否定のしようがない。 だから著作によっては退屈なものもあるかも知れない。 とりあえず、面白くこの世界の構造を知ろうと思えば、個人的にはこれを勧める(まだ読んでない著作もある)。 億万長者はハリウッドを殺す〈上〉 億万長者はハリウッドを殺す〈下〉 おれはこのひとの著作を他人に読んでもらうために、ネットを続けてるのかも知れない。そこに書かれてある事実を知らせたくて ・・・・・・。
by bra-net
| 2004-09-09 21:11
| イラク/ブッシュ/小泉
|
Comments(4)
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harryblog at 2004-09-10 23:54
広瀬隆、私も一時読み耽りました。全く脈略の無いと思っていた事柄が裏では巧妙に仕組まれていた絡繰りだとは驚くばかりでした。
映画をはじめ、知らぬ間に意識もコントロールされるのが最も恐いですね。
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bra-net at 2004-09-11 00:07
〆 harryblog さん
>全く脈略の無いと思っていた事柄が裏では巧妙に仕組まれていた絡繰りだとは驚くばかりでした ほんとそのとうりです。おれも人生の中で大きなショックでした。 >映画をはじめ、知らぬ間に意識もコントロールされるのが最も恐いですね。 そーなんです。おれ自身も知らぬ間にコントロールされているところがあるのに気付きました。まだあると思います。いま、根底から物事を考える作業をゆっくりと進めています。
こんにちはです。
なんか、同志をひとりみつけたかもです。
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bra-net at 2004-09-16 03:00
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