カテゴリ:小説、詩( 57 )
【覚書】フィクション構築法【嘘八百】
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「ファナルファンタジーⅧ」より/FinePix Z2
Photo by Bravo

悩みを持つ人物Aを創る。
Aを攻撃する人物Bを創る。
Aの理解者Cを創る。
3者がもつれ合う。
最後はCの努力によりAの悩みが解消、または軽減される。
BがCに転向するのも可。またそれぞれ複数も可。
肝心なのは、悩みのディティールより、どれだけ本気で悩んでいるかを読者に伝えること。
下らない悩みでもあり得ない悩みでもよい。
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by bra-net | 2007-05-23 16:46 | 小説、詩
現在の心境など
面白いことは全て仕事上のことなのでここへ書くことは自然、面白くないこと、脳内、くだらない日常、ということになるがくだらない日常を書くことは無い。

ブログやmixiを見ているとくだらない日常を書くことが普通のようだがそんなことをしていったい何になるのかという想いはブログを始めた7年前から一向に変わらない。



陸自はもうすぐ平壌に到達するようだが、もうそんなことにさえ興味を失くしてしまった。

振り返ってみると小泉より安部のほうがよっぽど軍国主義者だったわけだが今更言ってみたところで仕方がない。
徴兵制が敷かれなかっただけよしとするしかない。

やはり国家の右傾化についてネットは無力であった。
というよりネットの住人が今手にしているインターネットというものが人類史上最強の民衆の武器だと気付かぬまま晩御飯のアップで喜んだり井戸端会議をしたりする雑談のツールにしてしまった。

インターネット法が出来てIDが登録制となった時もネット大衆は無関心。むしろ「“アラシ”が無くなりいいのでは」といった程度の反応だった。

先日も日米の朝鮮侵攻に反対する運動家が児童ポルノ法で逮捕された。
報道では、インターネット法を行使してサイバー警察が彼のPCにアクセスし問題画像を押収したとされているが、実は警察側が彼のPCにハッキングし問題画像をインストゥールしていたというのが衆知の事実だ。
ただそれを言えば戦特警察に引っ張られるので皆黙っているだけである。



久しぶりにブログを更新した。
赤道近くで暮らしているとネットのことなどつい忘れがちになってしまう。
以前はいつになったら日本に帰れるかと思っていたが、今ではどうでもよくなった。
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by bra-net | 2006-12-16 21:01 | 小説、詩
どうして涙が出るの?
どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?どうして涙が出るの?



と書いても何も思いつかん。
これはおれの脳細胞が日頃の不摂生により大量に破壊されたことに起因すること大なのだがトラボケで勝つ方法を前前回大会の優勝作品を読んでハッキリと自覚したので冷めたということもある。


トラボケで勝つ効率のよい方法とは?


そんなの教えられませんよ、と書くといかにもスカしてカッコイイかもしれんが、おれは書く。


饒舌体で等間隔に細かいギャグを入れればよいのだ。


無論それをやれば勝てるという訳ではないが他のスタイルで暗中模索するより遥かに効率よく優勝を狙える。



「お父さん。どうして涙が出るの?」

「知るかボケ」

「ぐごっ・・・ぐはぁっ」

「・・・・・」

「殴られると涙が出るんだね」



「神父さま、夫を思い出すと涙が止まりません」

「忘れなさい。ご主人は天から貴方を見守っておられます」

「しかし・・・」

「こちらへ来なさい」

「あっ」

「あなたは今神に抱かれているのです」

「あっ、はい。あっ」

「身を任せなさい」

「あっ、でも・・・そこ・・・・は」

「大丈夫。全ては神の御心のまま」
     ・
     ・
     ・
     ・
     ・
     ・
「どうして涙が出るの?」

「・・・・し、神父さま~ん♪」



「タイムカプセルさん。どうして涙が出るの?」

「誰も思い出さないからだよ」



「森君、どうして涙が出るの?人間たちの自然破壊のせい?」

「酸性雨がわたしのカラダを蝕むから・・・・なんて言うかっつーの!」

「あれま。強気だよ」

「つっか、おれ人間の森だし」

「じゃ、ジャニーズの息子のことで泣いてるの?」

「誰だよそれ」

「昌子を思い出して泣いてるの?」

「おれは森進一じゃね~よ」

「じゃ、何で泣いているの?」

「花粉症だよ」

「ギャフン」



「ボラ・ギノールさん」

「ん?」

「どうして涙が出るの?」

「痛いからだよ。てか、おれはボラ・ギノールじゃねえよ。てか、お前誰だよ、ドア閉めろ変態」



「Bravoさん、どうして涙が出るの?」

「下らないギャグの連続だからだよ」







Bravo の小説・目次


第5回トラバでボケましょうお題..



■□■□■□■【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■
【ルール】
 お題の記事に対してトラックバックしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後に
 お題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)、
 同一人物が複数のブログで1つのお題に同時参加するのは不可とします。

 企画終了条件は
 全10回終了後、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
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by bra-net | 2006-05-11 01:56 | 小説、詩
結婚と沈黙
あの時は凄かった。
ヤツの登場でパニックじゃ。
みんな立ち上がり、拍手する者、ヤツの名を叫ぶ者、両手を振る者、泣き出す者、ヤツが腰を振ったり高い声を上げるたびに上がる歓声で耳が痛かったわい。
しかしさすがに大スターじゃのう。
あの声と踊りは凄かった。


そうかそうか。
母さんとの馴れ初めじゃったな。
母さんと出会ったのはそのマイケル・ジャクソンのコンサートの帰りの夜行バスじゃ。
たまたま隣に座ったのがお前の母さんじゃ。
わしは隠し録りしていたコンサートのテープをヘッドフォンで聴いとったのじゃが、その音が少し漏れとったのかのう。母さんがチラチラこっちを見るのじゃ。
それで、「聞きませんか?」と声を掛けたら困ったような顔をしたので片方の耳からヘッドフォンを引っこ抜いて母さんに渡したのじゃ。
それが母さんとの馴れ初めじゃ。
強引さも必要かのう。ぶははははは。


結婚か?
わからんのう。半年後にはどちらが言うでもなく結婚を決めとった。
そうそう、結婚式の話はまだじゃったな。
面白い話があるのじゃ。
スピーチでパニックが起きたのじゃ。
みんな立ち上がり、拍手する者、ヤツの名を叫ぶ者、両手を振る者、泣き出す者、ヤツが腰を振ったり高い声を上げるたびに上がる歓声で耳が痛かったわい。
しかしさすがに大スターじゃのう。
あの声と踊りは凄かった。
え?
そうじゃよ。マイケル・ジャクソンじゃ。




「母さん、親爺また言ってるよ」

「放っておきなさい」

「個室でよかったね。他の患者に迷惑かからなくて」

「お金がかかるのよねえ。はやく4人部屋空かないかしら」

「いいじゃん。保険金たくさん下りてんだから。
でもさあ、前から気になってたんだけど、母さんとの馴れ初め本当なの?」

「うそよ」

「え!?」

「父さんはその夜行バスの運転手だったのよ。『うるさい』て男の子からヘッドフォンを取り上げたのが父さんなの。そのあと『バスの中でイチャイチャしやがって』てその子を隅の席に移動させたそうよ」

「なんでその話を今頃・・・。しかも自分がヘッドフォンの男の子になってるし」

「独身だった父さん、その女のコにひと目惚れだったのよ。でも小心でしょ。声を掛けられなかった」

「ふ~ん。嫉妬があの歳になっても残るのか。怖いね」

「結婚してからも酔っ払うと『あのコは良かった』て言ってたわ」

「よく母さん我慢したね」

「我慢はしなかったわ」

「え!? 黙って酒飲んだ親爺にぶたれ続けてたじゃん」

「ふふふ。女は黙った時が怖いのよ」



3月9日付毎日新聞より
静岡・伊豆の国の母殺害未遂:少女を家裁送致 「刑事処分相当」と判断--地検支部
 静岡県伊豆の国市の少女(16)が母親(48)に劇物のタリウムを飲ませたとされる事件で、静岡地検沼津支部は8日、「刑事処分相当」の意見を付け、少女を殺人未遂の非行事実で静岡家裁沼津支部に送致した。

 これまでの調べでは、少女は昨年8月中旬~10月20日ごろの間、自宅や母親の入院先の病院で、劇物のタリウムをお茶に混ぜたりして母親に飲ませ、殺害しようとした疑い。母親は今も意識不明の重体が続いている。


タリウム中毒(殺鼠剤)より
8)、硫酸タリウム中毒の予後はどうなってますか?
急激な発症は致死的になります。
軽症の場合でも、神経症状や知的障害を引き起こす怖れがあります。







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お待たせしました。TBでボケましょう2006第2回お題発表!



■□■□■□■【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■
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by bra-net | 2006-03-12 01:27 | 小説、詩
干支に猫がない理由


ハナちゃんが言うのでした。

「猫はねえ。ニャーとなくでそ」

けんたんが答えます。

「犬はワンとなくお」

ハナちゃんが返します。

「猫は木にのぼうでそ」

「犬は棒をくわえるお」

「でね、ねずみも捕ったりするでそ」

「犬はお巡りさんになるお」

傍で二人の会話を聞いていた神様が口を出します。

「ポーツマスポーツマス」

ハナちゃんが神様に訊ねます。

「ねえねえ神様。なんで猫年ないでそ?」

神様が答えます。

「ニャー」

「今年は戌(いぬ)年だお」

けんたんが言います。

「猫年ほしくそ」

ハナちゃんは泣きそうな顔になります。


「泣くな」


そう一喝した神様の身長が一気に伸びたかと思うと猫ひろしの仮面を取り、こう言いました。


「かーとーうーたーかー」


ハナちゃんは泣き出してしまいました。

「猫年ほしくそ」

けんたんは困った顔になりました。

「じゃ、戌年と股間だお」

「え、ほんちん?」

「股間股間」




こうして戌年に代わって猫年が生れました。
しかし、猫が鼠を追いかけるので、


猫年 ⇒ 亥年 ⇒ 子年


の順番が、


亥年 ⇒ 猫年 ⇒ 子年


となり、これでは困るので結局猫年は戌年に戻されてしまいました。
せっかく授かった干支も、猫に小判だったようで。




おわり


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TBでボケましょう2006第1回お題発表!




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by bra-net | 2006-02-18 11:27 | 小説、詩
オホーツクオホーツク
あなたはビジュアルクイーンですか?
それともグラビアアイドルですか?
どっちでもいいです。
Bravoです。

何が悲しいかといって、素晴らしい朝に食パンがないことです。
マーガリンでもいいです。
つまりHカップの夢に溺れる人間が多すぎるということではないですか。

夜はファミリーレストランでミックスグリルがいいな。
クソ餓鬼が周りで騒いでたりしてね。
ポーツマスポーツマス。

カメラが記憶するのは追憶だけではないと思います。
デジタルの画素と画素の隙間には必ずある種の怨念が封じ込められていると思われます。
1と0の間にあるものです。
ルーズ・マイ・ブレス。

ナナナナナナナナナナナナナナ。
ナナです。

高橋留美子の作品に『めぞん一刻』てえのがありまして。
これをこうですね、ぐぐってみますとその13ページ目の下辺りにですな、決して開いてはいけないサイトが現れるわけです。
『呪怨』なんて目じゃないです。
『サメ被害者のサイト』も目じゃねーです。
決して開かぬよう。

マネージャー。
おれのコーヒーどこ行ったんだよ。
スターバックスじゃないと駄目なんだよ。

何を書いてもいいんだよ。
決してあなたのブログに限定された何かを求めている訳ではないんだよ。
だから気楽にね。
カウンターの数字のほとんど全ては検索からです。
皆がっかりして瞬殺しているわけです。

ビキニです。ビキニです。ビキニです。

学生時代、時の流れは遅かったように思う。
それが50を過ぎた今はどうだ。
怒涛の如く時は流れナイアガラのように落ちていく落ちていく落ちていく。

原宿にも家を買いました。
これで神戸と東京の二重生活が可能になったわけです。
ニャー。

宇宙の始まりを見た者はいないという。
物質から生命に変化した瞬間もまたしかり。
それで何が科学といえよう。
私は大学を去る。
思い残すことはない。
さらば、画策と陰謀の日々。

犯人は謎です。
彼はメソです。

つまり何で『ぶら日めくり』企画が当たったかというと、無視され続け崩壊する自我と懺悔の日々に対する復讐とでも言えましょうか。あ、マイクが。

ショーン・コネリーは190cmを超える大男だがおれは147cm。
あと2cm低かったら放送コードにひっかかりTV出演もままならなかっただろう。

もう馬鹿も良い加減にしてくれ。
そんなことはお手伝いにでも頼めばいいではないか。



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by bra-net | 2006-01-08 02:55 | 小説、詩
博士ふたたび
「助手君、もうギター弾かないの?」

「いきなり分かる人しか分からないネタはやめて下さい」

「中年も大切にしないとね」

「そこ常連の間違いですよね」

「ま、常連は中年ばっかで残念だしさ」

「博士、イエローです」

「2005年を振り返ってみようか」

「いいですね」

「女子フィギュア熱かったね」

「全日本選手権、視聴率30%超えたそうです」

「ドリカム出てたからね」

「関係ないと思いますが」

「神酒ティかな」

「酒になってます」

「浅田真央」

「すごいですね。15歳の若さで」

「のお姉さん」

「出てないです」

「スケートシューズをドクター中」

「もう誰かが言ってますね」

「ハイセイコー負けたね」

「あ、話題換えましたね。ディープインパクト大波乱でした」

「もう座布団が飛び交っちゃってさあ」

「それは九州場所です」

「つまりあれだな。人の土俵で相撲は取れん、そういうことだな」

「博士、中の人出てます。投げないで下さい」

「いやあ難しい。まだ半分も終わってないのに七転び八起きだよ」

「それを言うなら七転八倒です」

「1行ずつの会話って縛りもやりにくいね」

「博士、ボヤいてないで次行きましょう」

「ハヤブサがさあ、チョコボールのプロレス興行で歌ってさあ」

「マイナーなところから来ましたね」

「感動したんだよ」

「確かに車椅子からリングのチョコボールに歌いかける姿は」

「あの歳でトップロープ飛び越える加藤鷹は凄いね」

「そこですか」

「姉歯の頭髪偽装問題も世間を騒がせたね」

「頭髪は関係ありません」

「あと隣のおじさんが犬」

「あ、気持ちは分かりますがここでは遠慮して下さい」

「助手君の2005年のニュースは?」

「婚約したことですかね」

「なるほど、小泉チルドレンね」

「嫌ってますね婚約の話題」

「だって淋しいんだもん」

「博士が研究を続ける限りついていきますよ」

「ありがとう助手君。これを受け取ってくれ給え」

「クリスマスケーキじゃないですか」

「ちがうよ。25日に買ったやつだよ」

「売れ残りじゃないですか。余計いやですよ」

「売れ残りだなんてマチャミが可哀相だろ柴田」

「柴田じゃありませんて」

「宴会ばかりが人生じゃなかろう」

「博士、誰に言ってるんですか」

「郵便ポストの中の人」

「いませんて」

「自由化されたのか」

「関係ないです」

「政局の波に翻弄され我々の郵便貯金はどこへ行くのだろうね負智君」

「負智は余計ですが何ですか急に」

「考えたんだよ」

「何でしょう」

「これからは小型化の時代」

「どこかで聞いた台詞ですね」

「お札も硬貨も小型化する」

「エコですね」

「1万円札は横1センチ。100円玉は直径5ミリ」

「小さ過ぎます。池乃めだかでも持て余します」

「みんなお金を使うのが馬鹿らしくなる」

「使えないですよ」

「貨幣制度の崩壊だ」

「大変なことになります」

「そこで子供銀行券の出番だ」

「あっ、またパクリ」

「インスパイヤと言いなさい」

「ヤですね。ヤ」

「子供銀行総裁になって世界を」

「博士、脈略が」

「世界を子供銀行券本位制に移行させる」

「無理かと」

「大人の選挙権、被選挙権を剥奪し子供に与える」

「滅茶苦茶です。てかそうなると博士も権力失いますよ」

「ぼく3才なの」

「関根勉ですか」







Bravo の小説・目次


近海マグロに焼きをいれるから博士と助手をゲストとして迎えました。

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by bra-net | 2006-01-02 23:12 | 小説、詩
読書ノート
普段フザケてばかりいるので、たまには真面目に書く。

先週読んだ本の感想である。

梅雨の雨音を聞きながら独り部屋で時間を持て余した時の一助となれば幸いである。

コピー&ペーストでタイトルを検索すると購入法等が分かります。




「 好きになっていいかなあ 」 皿先妙子

史上最年少で直木賞を受賞した作者の第2作。女主人公の、手が不自由で内気な一つ年上の「あの子」への恋心を描いた短編である。

はじめその感情が何であるかわからず、「あの子」に平気で「この片輪あっち行け」、「邪魔だ。どけ不具者」など意地悪な言葉を投げつけたり、水溜りに「あの子」の顔を押し付け窒息寸前にしたりするのだが、やがてそれが恋であると知る幼稚園年少組の主人公の心理を平仮名の多い軽快な文章で描く。

主人公の心理が切々と迫ってくるのは作者が弱冠小学1年生だからだろうか。今後が楽しみな作家である。



「 君なき夜空に 」 A・カートヴェネガー

ミステリーである。冒頭、女の失踪から、主人公の捜索の日々が始まる。

疾走感溢れる文章で引き込まれるが、北極でアザラシの糞まみれになった彼女と再開し抱き合うシーンは如何なものかと思う。佳作ではある。



「 サラサーテ 」 昔乃公男

SFスペクタル巨編である。宇宙特捜隊が、宇宙の最果てまで行方不明の宇宙船を探しに行くストーリーだが、その「冒険」という縦糸に「アインシュタインの特殊相対性理論」という横糸を絡めた意欲作である。

また本年はアインシュタインの「三つの理論」発表100年を記念した「世界物理年」でもある。作者は調布大学物理学部卒。

冒頭に出て来るアインシュタインの有名な方程式、「E = mc2」を、「S = 1/2ah」 と誤植し回収騒ぎになった事件は有名。人気SF作家である昔乃氏の著作、いきなり三角形の面積の公式をでかでかと提示され面食らった読者も多かったろう。

後に出版社社員の作者への嫉妬からの故意の誤植だと分かりこの社員は解雇された。昔乃氏は社員が主謀する同人誌に投稿していたことがあった。




もしこれらの本を読まれた方がいましたら、コメント欄に感想やTBなどをどうぞ。
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by bra-net | 2005-06-12 04:27 | 小説、詩
くそいまいましい大国

血を欲しがっている

それが金になるから

自らの国民にさえ血を流させる

憎しみが増えるから

憎しみは金になる



敵がいなくなれば血を流せなくなる

その時は敵を作ればいい

おじけづいて、誰も敵にならない?

はははははは

敵を作るのは簡単

捏造した事実を 高いところから発表すればいい

そして

それを報道するのも同じ穴のムジナ

怖いものはない



もう一度言おう

血は金になる

憎しみも金になる

しかし

自由は金にならない

本当の自由は無謀な金儲けを拒否する

やつらはそれを

何代も前の祖先から知っている



自由は抑えつけられ

それが憎しみとなり

憎しみが血となり

血が金になり

金で自由が抑えつけられる


永遠の連鎖

断ち切る可能性は

今のところ



ない



断ち切る斧を手にしていることに

気づかない




[TB]
http://reishiva.exblog.jp/2717183
http://aidaroai.exblog.jp/1912577
http://foodmusic.exblog.jp/1910693
http://akaneiro.exblog.jp/1807715
http://Kazz.exblog.jp/1500195
http://wcitizens.exblog.jp/1373342
http://idtaka3.exblog.jp/1925916
http://Fuus.exblog.jp/1894266


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by bra-net | 2005-05-14 00:08 | 小説、詩
ローズ
仕事が終わった。

ヘッドフォンから流れるラウドなベースとドラムが、徹夜明けのぼんやりとした頭に心地よい。

そういえばこの間のライブハウス、好みの女が出たあとのトイレに入るとマリファナの臭いがした。

シャツとジーンズの間から見える腰には薔薇のタトゥが入っていた。



「ジャニスが故郷に帰るビデオ観た?」

なじみのライブハウスのマスターがカウンター越しに聞いてきた。

「同窓会に出ても無視されて、母親からも会いたくないて言われてたよ。ロックだねえ」

ライブが終わった後の高揚した空間にジャニス・ジョップリンがモデルになった映画「ローズ」のサントラが掛かっている。

「ローズのテーマ」が流れ始めたので楽屋へ向う。今この曲を聴くと泣きそうな気がする。



「ありがとう」

楽屋に入ると赤ちゃんを抱いたバンドのヴォーカルが椅子に腰掛けたまま顔を挙げ、笑顔で言った。長い髪が汗で頬に張り付いている。傍では彼の嫁がおれに微笑みかけ、小1の息子がPSPで遊んでいる。

今日で彼のライヴは最後だ。音楽活動をやめる。本業は空調設備業。夏場はクーラーの取り付けで走り回る。



店を出て煙草に火を点けた。

「何が嫌煙権運動だ。くたばりやがれ」

駅に向って歩き出した。携帯を手にした。電話を掛けたくなったが、掛ける相手がいないことに気付いた。立ち止まりしばらく携帯を見つめていた。


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by bra-net | 2005-04-10 08:00 | 小説、詩