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GUILD F30RNT、お気に入りのギター
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【 GUILD (ギルド)】
アメリカのギターメーカー。1980年代までは、マーチン、ギブソンとならび、「アコースティックギター御三家」 と言われた。現在では2社に比べ、規模は小さいが、良心的なギターを作り続けている。 サイト


 1973年頃のものだ。大阪にある行きつけのヴィンテージギターショップで買った。
 すでにこのメーカーのこのモデルとほぼ同じ 「F30RPS (1985年製)」 を持っていたのだが、音のちがいに愕然とし、気に入った。
 1950年台から70年代前半のアコースティックギターに強い興味があったのだが、このギターを所有してから、その熱は冷めた。
 
 このギターこそが、生涯を通しての 「おれのギター」 と言える。

 ただし、このギターは扱いにくい。欠点と長所がはっきりしていて、しかもそれぞれ強烈だ。

 大きな欠点は、フレット音痴。弦を押さえると、ボディに近くなるほど音が高いほうに外れていく。カポをはめると、いちいちチューニングをやり直さなければならない。

 6弦の音が、ギター自身もコントロールできていないような大きな音で響く。特に3フレットの響きがおかしく感じる。もう一本の F30RPS もそうだったし、ほかに試奏したF30でも同じように聞こえたので、構造的なものかも知れない。録音のとき、この6弦の3フレットが大きく響き、困ることがあった。

 1、2弦の音に表情がない。ま、これは仕方ないかも知れない。このギターは中低音重視だし。

 長所は、「大きな中低音が出る」 これだろう。おれが弾いたどんなアコースティックギターより、大きな中低音が出る。マーチンやギブソンはじめ他のメーカーは、強く弾くと、ある強さから、レスポンスしなくなる。「もう限界です。それ以上強く弾いてもムダですよ~」 て、言ってるわけだ。

 ところがこの F30RNT はどこまでも付いて来る。限界がないみたいだ。

 この、強く弾いても中低音がレスポンスする、いう点が気に入っている。初めて買ったギターが前出の同じ GUILD F30RPS で、長い期間弾いていたので、その弾き方が身についてしまい、他のギターでは物足りなくなったのかも知れない。

 ただし、F30RPS のほうは、音をいいと思ったことは一度もない。
 「惜しいなあ。いいとこあるのになあ」 と思っていた。
 要するに、「鳴らない」 ギターだったのだ。

 同じモデルのギターでも、年式により設計にちがいがある場合もあるし、ある程度以上のクラスになると、個体差がある。

 F30RPS にそういう想いを抱いていたので、この F30RNT をショップで試奏した時は驚き、「これだ!」 と思った。

 欠点はあっても、自分に合うギターが見つかったので、満足している。それ以来、いいギターを求めてショップを渡りあるくことは極端に少なくなった。 



【 撮影データ 】
date    :  2003年12月27日
place   :  自宅
camera  :  KODAK DC280J Zoom サイト
soft    :  IBM デジカメの達人 Version 3 サイト

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by bra-net | 2004-05-26 12:41 | 音楽
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